名古屋大学情報学部自然情報学科 編入体験記

はじめまして、もちです。先日令和4年度の名大情報学部の自然情報学科の編入試験に合格しました。

参考になるかはわかりませんが、編入についての情報は多い方が良いと思うので、ブログを書いていきたいと思います。

 

まず私についてですが、出身は4年制大学の人文系学科で、現在3年生(休学)です。高校3年間の間不登校だったため、高校の内容(特に理系科目)が出来ないという背景があります。

 

 

目次

 1. 試験のおおまかな内容と手ごたえ
 2. どうやって勉強してきたか
 3. その他受験のことについて
 4. 最後に
 

 

 1. 試験のおおまかな内容と手ごたえ

 まず試験形式について、自然情報学科は英語の外部試験スコア提出と、数学と小論文の筆記試験(各1時間)です。筆記試験(1次選考)に通った人は面接の試験があります。

 ※変更があるかもしれないので、これから受験する人は募集要項等を確認して下さい。

 

TOEIC

TOEICは800点で提出しました。名大情報学部は外部試験のスコアを募集要項掲載の基準に従って点数変換することになっています。私の場合はたぶん80点/100点くらいに変換されてると思います。

 

 

小論文

今年度の試験は「フィルターバブル」についてでした。問題は2問あり、一つは400字で筆者の考えをまとめる問題、もう一つは情報選択のあり方について自分の考えを400字でまとめる問題でした。小論文は2問とも良いものが書けたと思っています。

 

 

数学

数学はとにかくひどかったです。未だになんで合格できたのか謎なレベルです。

大問1は、方程式の解が2つだけであることを示す問題と、数列の漸化式(√2の無限べき乗塔)についての問題です。

方程式の解の方はとりあえず増減表だけ書きました。それ以降の問題は白紙で出しました。

大問2は、極座標偏微分(?)についてでした。∂r/∂xと∂r/∂yはできましたが、∂θの方は間違ったまま提出しました。

大問3は、ある規則に則った上三角行列について、固有値逆行列逆行列固有値を求める問題でした。これは全部解けました。

 

 

面接

面接は全員が受けられるわけではなく、前日の筆記試験の内容によって選抜された人のみ受験できます。今年は14人受験者がいて、面接に進んだのは7人でした。

面接官の方は4人いて、雰囲気は結構良い感じだったと思います。

面接では、

・名大の志望理由 

・現在在籍している大学の志望理由と、そこからなぜ今の分野を志望したか。

・高校の時文系だったか理系だったか。

・これから数学の勉強がとても大変になると思うが大丈夫か。

・数学の試験の振り返り

を聞かれました。面接は体感10分足らずで終わりました。

後半の2項目については、私が文系出身だから聞かれた質問だと思います。

 

 

 

 2. どうやって勉強してきたか

勉強の仕方については、ほぼ予備校頼みなので全く参考にならないと思いますが、一応書いておきます。

 

TOEIC

英語については大学2年の時に英検準一級を取得していたので、かなり楽でした。

勉強の流れとしては、定番の出る単特急金のフレーズを覚えてから、試験形式のチェックをして試験に挑みました。2月の午後の試験を受けて800点が出たので、その時点でTOEIC受験はやめました。

英語を読むスピードにはそこそこ自信があった私でも、Readingはかなり時間がカツカツだったので、文章を読むトレーニングをしたり、わからない単語を無くすなどして、スムーズに問題を解けるようにした方が良いと感じました。

 

 

 

数学

数学は12月に試験勉強を始めました。始めた頃のレベルは大学数学はノータッチ、高校数学すら出来ない状態で、logの微分を知らないとかそんなレベルでした。

12月の頭に編入予備校(マンツーマン)に入学して、そこから予備校の授業中心で勉強を進めてきました。試験までに試験範囲は終えられましたが、問題演習が不十分で、結局問題集の中で解けない問題を残したまま試験に突っ込みました。

数学についてはかなり時間が無かったですが、公式や性質を覚えて問題を解くのではなく、式の導出や性質の証明にも力を入れて勉強してきました。これが数学の学力アップに大きく繋がったと感じています。

ここからは数学が苦手な人向けですが、数学の勉強については、予備校や学校の先生などを利用して、自分のわからないところを質問して、解決できる場を作った方が良いと感じました。数3や大学数学レベルの勉強を独学で進めるのはとにかくキツイし、危険な気がします。私自身、教科書や問題集、ネット上の教材も使いましたが、予備校の授業が一番勉強になったと感じています。

使った教科書

・やさしく学べる微分積分石村園子著)

・入門線形代数(三宅敏恒著)

・入門微分積分(三宅敏恒著) ※参考程度に使っただけ

使った問題集

編入数学徹底研究

編入数学過去問特訓

 

 

小論文

小論文は、今いる大学の入試に小論文が必要だったため勉強したことがあったのと、他大の受験もあったので、試験の1か月半くらい前に対策を始めました。小論文も予備校(マンツーマン)の授業を受けてました。参考書とか新書とか買いましたが全く読んでいないので、予備校の授業で乗り切った感じです。

授業スタイルとしては、名大の過去問演習に加えて、「AI」や「集合知」等の情報にまつわるトピックに関した問題演習をして、その後にそのトピックについて押さえておきたい事柄などについて先生と話をする感じでした。小論文についても、予備校の授業がとても勉強になったと感じています。

 

 

 

面接

面接は、志望理由などの定番の質問については、Wordである程度質問の答えを用意しました。6月頃に予備校の方で面接練習をしてもらって、そこで結構褒めていただいたので、そこからはあまり対策していません。

 

 

 3. その他受験のことについて

・併願校について

私は他にお茶の水女子大の理学部情報科学科と筑波大学の情報学群情報科学類を受験しました。両方とも落ちましたが。

この2校の受験にあたって、数学以外にC言語と数理論理学(少し)、基本情報技術者の試験内容を勉強していました。

 

 

・合格者人数について

今年は、自然情報学科は14人受験して、最終合格者は4人でした。年により変動があると思いますが、今年は定員通りでした。

 

 

・予備校選びについて

家から一番近い編入予備校がそこそこ遠かったのと、電車に乗って通学するのが嫌だったので、オンライン上で授業を受けていました。また、受験勉強を始めた時点での数学の学力が低すぎたので、集団授業よりもマンツーマンの方が効果的に勉強できると感じ、マンツーマン授業をしてくれる予備校を選びました。今振り返ってみると、マンツーマン授業を選択したことが合格に大きく繋がったと感じています。また、オンライン上での授業について、支障なく授業が受けられたし、通学時間やそれに関するストレスが無かったので、そこも良かったです。

ただ、メインの予備校では情報科目の授業を受けることが出来ず、他の家庭教師の方にお願いしたので、予備校代がかなりかかりました。

予備校選びも受験に大きな影響を与えるものだと思うので、予備校に入学する予定の人は、授業スタイルや指導可能科目など、よく調べて決めた方がいいと思います。

 

 

 

 4. 最後に

記事を読んでいただければわかると思いますが、数学がひどすぎました。数学がこんなでも合格できたのは、個人的にはTOEICと小論文、志望理由等が良かったからかなーと思っています。

自然情報学科なので数学が大事なのはもちろんですが、他の教科にも力を入れるのは大事なのかなと感じました。試験の配点がわからないので何とも言えませんが。

 

理転編入ということで、単位振り替えどうなるのか、編入後2年で卒業できるのか等とても不安に思っています。その辺りについての情報もネット上にあまりないと思うので、編入後も記事を更新して、情報を残せればと思っています。

 

最後に、ここに書いていない事や相談など、何かあればコメントやTwitter(@a___2842)に連絡ください。可能な限り答えさせてもらいます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。